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宮田八郎を捜すために


 今年4月5日、私たちの大切な仲間である宮田八郎が、南伊豆町子浦海岸からシーカヤックで出艇した後、行方不明となりました。

北アルプス穂高連峰で活動する宮田八郎がなぜ南伊豆で・・・と疑問を抱かれる方も多いと思いますが、これは彼が6月に計画していた北海道知床半島でのシーカヤックツアーに向けたトレーニングを南伊豆で行っていたこと、また穂高入山を控えたこの時期に携わっていたヒューマンドキュメンタリー作品の心象風景と、力を注いでいた星空の撮影地が偶然にも同じこの場所であったことによります。
 事故発生当日より警察・消防・海上保安庁を中心に、地元消防団や漁協の方々にもご協力いただき、大規模な捜索が続けられました。その後、同乗していた友人である山岳ガイドの木村道成さんは4月8日に沼津の海岸にて発見され、カヤックや遺留品のほとんどは西伊豆の浜辺で見つかりましたが、宮田八郎本人だけが発見されることはありませんでした。
 捜索の対象が山ではなく海であることに私たちも戸惑いつつ、それでもできることはないかと考え、彼の家族共々歩ける浜はすべて歩き、漁船やカヤックで海岸線を巡り、ドローンを使って撮影を行い、ヘリコプターに乗って空からの捜索も行いました。

 宮田八郎は穂高において長年小屋番として山岳レスキューに携わり、常に危険と背中合わせの遭難現場にその情熱の多くを注いできました。彼が先頭に立って救うことができた命と、圧倒的な自然の中で救うことのできなかった命の両方がありますが、レスキューに向かう時の彼は、持ちうる全ての知恵と力と想いを携えていました。
 晴天の霹靂のように起こったこの事態に、やり場のない思いをどのように表現すべきかわからず、無情にも月日が過ぎてゆく中、生存の可能性が極めて低くなっていることは私たちも承知しています。しかし彼が幾度もレスキューに向かったように発見の望みがある以上、私たちも捜索を継続したいと考えています。


 宮田八郎への友情と感謝を表すには、今も彼を想い続けて海に向かう家族の力になりたいという、その一点において他にありません。つきましては同じ思いをお持ちの皆様に、この活動へのご賛同とご支援を賜りたく、ここにお願いを申し上げる次第です。

 小屋番、レスキュー、映像製作、私たちを幾度となく勇気づけてくれた宮田八郎のために、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 事故から間もなく穂高の山小屋では営業開始に向けた入山が始まり、皆様へのご連絡がこの時期にまで遅れてしまったことを、あらためてお詫び申し上げます。


宮田八郎遭難対策委員会 代表 小 松 一 喜



〈支援金の送り先〉
 郵便振替口座  記号番号 00560-0-87239
         口座名称 宮田八郎遭難対策委員会 
          (お名前とご住所の記載をお願いいたします。)
 
 ゆうちょ銀行 支店名 〇五九店(ゼロゴキユウ店)
        預金種目 当座 
        口座番号 0087239
        口座名義 宮田八郎遭難対策委員会  
          (可能でしたらお名前とご住所をメールでお知らせ下さい。)



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